皆様、こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザーの山本雅暁です。
最近、複数の中小企業様から「輸出ビジネスに挑戦したい」という経営支援の依頼を立て続けにいただいています。長引く円安状態の定着が追い風となり、地方や中小のメーカー様の間でも海外への販路開拓熱がこれまでになく高まっていることを肌で感じています。
大手のプラットフォーム(AmazonやAlibabaなど)を活用する方法もありますが、手数料の負担や規約変更のリスクを避け、「自前の力で、一歩ずつ持続可能な輸出ビジネスを拡大したい」という企業様も数多くいらっしゃいます。
私は、そのような考えを持つ中小企業様が自力で海外直販・輸出を成功させるためには、2つの絶対に欠かせない条件(壁)があると考えています。
今回は、ITや最新の検索技術の視点も交えながら、そのポイントをお伝えします。
●条件1:自社の経営資産の「冷徹な棚卸」
まず、最初のステップは自社が持っている製品やサービスの強みを徹底的に洗い出すことです。
海外市場、あるいは現地の競合他社と比較したときに、自社の製品に「明確な差別化・差異化のポイント」や「新規性・特徴」があるかを冷静に見極めなければなりません。
どれだけ優れたITツールを使っても、この「自社独自の強み」がなければ、厳しい海外ビジネスで勝ち残ることはできません。まずは自社の隠れた価値を言語化することからすべてが始まります。
●条件2:海外向け英語版Webサイトの「作成と運用」
強みを見出したら、次に行うべきが「海外向け英語版Webサイトの構築」です。ここが、自前の輸出ビジネスにおける「24時間365日働く最強の営業マン」になります。
しかし、単に日本語のサイトを英語に翻訳しただけでは、海外の販売会社・バイヤーには絶対に届きません。今の時代、以下の2つの最新視点が不可欠です。
- Google検索エンジンのSEO対策
海外の販売会社・バイヤーが自社製品に関連するキーワードで検索した際、上位に表示されるための技術的な対策です。 - AI検索最適化(GEO:Generative Engine Optimization)の視点
現代の海外販売会社・バイヤーは、Google検索だけでなく、ChatGPTやPerplexity、GoogleのGeminiを使って「〇〇の機能を持つ日本の信頼できるメーカー」と質問をしています。AIに自社の情報を正しく引用してもらうためには、Webサイトの構造を「AIが読みやすい形(表組みや箇条書き、明確なFAQなど)」に最適化しておく必要があります。
これらをしっかりと設計・実行できれば、小さな企業であっても海外からの問い合わせを獲得し、輸出ビジネスを成功させる確率は飛躍的に高まります。
連載ブログで具体的なノウハウを公開中!
「具体的にどうやって英語版Webサイトを作ればいいのか?」「運用やSEO・AI対策はどうするのか?」とお悩みの経営者様に向けて、現在、本ブログにて全5回の連載記事を掲載しています。
毎週木曜日に最新記事を更新しておりますので、自前での輸出ビジネスを軌道に乗せたい方は、ぜひ第1回から順に読み進め、理解を深めていただければ幸いです。
▼ 連載第1回はこちらからご覧いただけます
中小企業が行う「海外向け英語版Webサイトの作成と運用」について‐第1回
中小企業の海外展開への第一歩を、これからもステップバイステップで応援してまいります。
よろしくお願いいたします。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A山本 雅暁
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