中小企業が行う「海外向け英語版Webサイトの作成と運用」について‐第3回

皆様、

こんにちは。

グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。

「海外向け英語版Webサイトの作成と運用」のタイトルでブログ記事を掲載しています。

本記事の掲載に際し、以下の仮定を設けています。

●当社;「中小企業の電気電子部品と製品のメーカー」A社

●A社は、初めて海外事業を展開する。英語版Webサイトの作成と運用も初めてである。

●A社が英語版Webサイトの作成と運用を行う目的は、自前で海外顧客の獲得ができないため、「海外販売会社やバイヤー」の獲得である。

●A社の対象海外市場は、欧米、アセアン、オセアニア、中近東、中南米などの英語圏市場。

本日は、第3回:海外販売会社・バイヤーを迷わせない!製品(Products)と解決策(Solution)の魅せ方 について述べます。

第3回:海外販売会社・バイヤーを迷わせない!製品(Products)と解決策(Solution)の魅せ方

電気電子部品や製品を扱うメーカーが英語版Webサイトを作る際、最も熱が入るのが「Products(製品ページ)」です。技術者目線で書かれた詳細なスペック、型番、図面。もちろん、これらはプロの販売会社・バイヤーが最終的な仕様を確認するために絶対に欠かせない情報です。

しかし、製品のスペック(Products)だけを並べたサイトは、大きな機会損失を生んでいる可能性があります。なぜなら、海外販売会社・バイヤーが最初に探しているのは「製品そのもの」ではなく、「自社が抱えている課題を解決する手段」だからです。

ここに、製品ページとは別に「Solution(ソリューションページ)」を設ける重要な意味があります。

Products(製品ページ)が伝えること: 「何であるか」(仕様・サイズ・性能・技術データ)

Solution(ソリューションページ)が伝えること: 「何ができるか」(コスト削減、小型化、耐久性向上、不具合の解消など)

例えば、ある特定の電子部品を探している販売会社・バイヤーだけでなく、「現行のシステムで起きている熱問題を解決したい」と考えている潜在的な販売会社・バイヤーも存在します。彼らにとって、スペックの羅列だけでは自社の課題が解決できるかどうかが瞬時に判断できません。

「このような課題でお困りではありませんか?」「当社の技術なら、〇〇という形で解決できます」というSolutionの視点があって初めて、販売会社・バイヤーは「この企業は我が社のパートナーにふさわしい」と確信します。

Webサイト上に、この「客観的な課題解決のアプローチ」と「確かな技術スペック」の両輪をどのように配置し、販売会社・バイヤーをスムーズに納得させるか。この見えないシナリオ設計こそが、問い合わせの数を大きく左右します。

次回は、販売会社・バイヤーが最後に確認する「企業の信頼性」と、問い合わせの心理的ハードルを下げるための設計についてお話しします。

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